
モットーは何事も家族みんなでやること、そして仕事よりも家庭が大事ーー。飄々としたお人柄の一方、男の子3人に熱血の“飴とムチ”を実践した子煩悩なお父さんと、それを支えた優しいお母さん。マギー審司さんの実家でご両親に、子ども時代の話をじっくりお聞きしました。(全4回)
2008/01/15
子どもが小さい時には、休みのたびに一家で揃ってでかけていました。松島に一泊するなど、旅行にもよく行きましたね。ずっと心がけてきたのは、何事も家族いっしょにやること。例えばうちの子たちは3人とも、冷蔵庫を開ける前に必ず「食べていい?」って聞く。勝手に食べてはいけないし、食べる時はみんなで食べるーーわが家には自然とそういうルールがあるんです。不思議なのは、そうしろとしつけたわけじゃないこと。言わなくてもある程度は自分でわかるんだろうね。
そのせいか、審は本当に思いやりのある子だったね。4、5歳の頃、潮干狩りに連れて行ったんですよ。ひとり離れて何をしているのかと思ったら、砂の中に自分が採ったあさりを埋めて「おとうさん、おとうさん、このへん掘ってみてー」と(笑)。そういう子どもだったんですよ。
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私は結婚したときから変わらず、家庭を一番大切に思っています。やっぱり親っていうのは愛情が大事ですよね。頼れるのは親しかいないんだもん、子どもには。
審は次男坊だから、外に出して広い世の中を見せてやりたいなと思っていたんです。生まれた時には将来、ブラジルにやろうかと思ったの。私が幼い頃に移民というのがあって、このあたりでもひと部落から1〜2組の家族がブラジルに渡ったことが頭にあったんです。その思いがやがて、高校卒業後にサンフランシスコへ働きにいくことにつながった。今のあの子があるのには、少しはそれが役立ったと思うんですよ。
テレビにたくさん出演できるようになっても、決していい気になってはいけないし、まわりの人に常に感謝する気持ちを忘れてはいけない。その考えは、師匠のマギー司郎さんもまったく同じでね、とってもあたたかい方なんですよ。
マギー審司さん