
モットーは何事も家族みんなでやること、そして仕事よりも家庭が大事ーー。飄々としたお人柄の一方、男の子3人に熱血の“飴とムチ”を実践した子煩悩なお父さんと、それを支えた優しいお母さん。マギー審司さんの実家でご両親に、子ども時代の話をじっくりお聞きしました。(全4回)
2007/12/25
▲ぺったら焼き
うちでは朝も夜も食事は必ず家族いっしょでした。審の好物はスパゲッティミートソースとコーンスープ。子供向けの甘口にして、以前番組の企画で作ってもっていったこともあるんですよ。あと好きなのは、お父さん手作りのお菓子=ぺったら焼き。店の手伝いに来てくれたおばあちゃんが作るお団子も好きでした。
家で商売をしていると、なかなかかまってやれない部分もあって、子どものことはほとんどお父さんまかせおとうさんといっしょになって厳しく言ってもしょうがないから、見守っていた感じですね。私はもっぱら子どもたちがした悪さの“あやまり係”だったんです。スカートめくりをしただの、石をぶつけただの。あ、石は電柱にぶつけたら、跳ね返って、友達にぶつかってしまったんですけどね(笑)。
お父さんは子どもたちを心から可愛がっていて、いまだにそうなんです。私から見れば、なんでそんなにわが子にべったりなんだろうって思うくらい。子どもに対しては“飴とムチ”と言っていますけど、私から見れば飴のほうが多いのではないかと思います(笑)。
3人が小さい頃にはおばあちゃんはもちろん、いろいろな人が手助けしてくれました。家の向かいに子どもの面倒をよく見てくれるおじさんがいて、竹細工の凧や、コマや大根鉄砲などを作ってくれたんです。審はそれを見て覚えて、ナタだって器用に使いこなしていました。手先が器用になったのは、このおじさんの影響が大きかったかもしれません。柔道の中でも、こうされれば痛いという“痛み”を学んだ。うちでしつけないことも、まわりのみんなに教えてもらっていたんですね。
マギー審司さん