
2008/08/20
▲立っているこの場所こそが、今回ゴミを拾う現場です。パッと見、わずかなスペースに思えます
前回、ご紹介いたしました、NPO「富士山クラブ」理事、舟津宏昭さんの説得力あるお話をうかがった後、清掃活動の現場へ向かいました。
今回の試みは、キッズステーションでおなじみのアニメ「ボノロン~不思議な森のいいつたえ~」と、原作の「森の戦士ボノロン」を掲載しているオリジナル読み聞かせ絵本「ポラメル」に協賛をしているセブン銀行が、「ボノロンの森をきれいにしよう。」をキャッチフレーズに両社社員に「ボノロン」を通して、自然、環境などへの問題意識を高め、社会貢献の大切さを啓蒙する目的で呼びかけ実現したものです。
▲軍手をはめ、竹べらなどで、黙々と小さなゴミを拾います
今回は、20~30年前の積み重なった小さなゴミを掘り出して回収する、という清掃活動です。
清掃する現場は、青木ヶ原樹海の大きな通りを入ってすぐの緑豊かな森の中。
ゴミを拾う現場のイメージとして、ナイロン袋に入ったお菓子の袋やお弁当のトレイなどのゴミが散乱している光景を想像していたのですが、実際はまったく違いました。
まず、森に入ると、土がフカフカしているのです。 ゴミってどこ?というくらい一見、樹木のない土だけのスペースが見えるのです。
▲地面に散らばる無数のアルミ箔、プルトップなどの細かいゴミ
でも、地面をよくよく見ると、
小さなゴミがたくさん!
しかも、土の中にも、たくさんのゴミが埋まっています。
この土は、ゴミが積み重なっているから、フカフカな感触なのです。
植物の根を傷つけないように注意しながら、有害ゴミ(乾電池)などが見つかったら、富士山クラブの方に処理をお願いして、地道にゴミを拾い集めます。
▲パパ・ステでおなじみの社員も参加。後ろの樹木のおかしな生え方はゴミのせいです
そこら中に細かく散乱しているのは、
針金、くぎ、乾電池、ガラスびん、缶、アルミ箔、旅館に置いてある小さな歯みがきチューブ、缶のプルトップ・・・
軍手をはめて、竹べらで土を掘ってはゴミを拾い、これらゴミについている泥を落としてから、分別して袋に入れていきます。
たった2時間弱の作業だというのに、腰は痛くなるし、しゃがむ姿勢は体に負担もかかって、正直、かなり疲れる作業でした。
▲やっときれいになった地面・・・
70名ほどで清掃しているのですから、ゴミが小さいとは言え、量もそこそこ回収できました。
が、あまりにも小さなゴミが、土の中、奥深く散乱しているため、たったこれだけの範囲しか、きれいにできないのか・・・少々がっかりしたことは否めません。
きっと捨てるときは、少ない人数で一瞬だったのでしょうね。
でも、範囲は狭くとも、ゴミは確実に減ったのだ、という事実と、森をきれいにしたのだ、という満足感や達成感は残りました。
とても地味な作業、根気の要る作業が、森に棲む動物や植物を救うことに繋がるのだ、と言い聞かせながら、汗だくでゴミを回収しました。
愚かな行為は、もうやめにしましょう。
ゴミをきちんと捨てることをお子さんにも習慣づけましょう。
自然を守ることにも、地球を守ることにも、
そして、いずれは自分を守ることにも繋がっていくのですから。
塚原真寿美