![【実録!わがやの食物アレルギー】[3] 仕事を続けていくためには](/yomimono/chiefeditor/qcbf1l0000008p8y-img/qcbf1l0000008p99.gif)
2008/06/25
子どもが小さければ小さいほど、しょっちゅう発熱や風邪で休むことも多く、さらにアレルギーというおまけ付き。いつ会社からクビを切られてもおかしくない勤務状況でした。当時、私は外資系のゲーム会社に10:00~16:00のパートタイマーとして働いていました。社内の中で、ひとりしかお子さんがいない、独身者がほとんどという状況でしたが、休みがちな私に対して、とても良心的に接してくださいました。
「大変だけどがんばって」と声をかけてくださる温かさに触れるたび、ありがたいなぁという感謝の気持ちでいっぱいでした。また、社長がハワイ出身のアメリカ人だったのですが、「子どもが具合悪くて母親が仕事を休むのはあたりまえのこと」と子どもの体調不良で休むことに対して、一切苦言を呈すことはなかったのです。この恵まれた職場環境があったからこそ、子育ては大変なのだと理解していただいたからこそ、仕事も続けることができたのだと思います。社員でなく、パート雇用だったのに、二人目の出産のときは育児休暇もいただき、復職することもできました。
自分ひとりががんばっても、やはりまわりの理解がなければ、安心して預けられる環境(保育園など)がなければ、働き続けることはできないのだな、としみじみ思いました。この頃があったからこそ、今の働いている自分がいるような気がします。
最初にかかったアレルギーの専門医は、無神経な発言も頭にきていましたが、本も出版されるほどメジャーな先生で、予約しているのに1時間待ちはあたりまえという状況でした。家から近いわけでもなく、通うだけで親子共々疲れきってしまうため、もっと近いところで、良心的な専門医はいないか、探すことにしました。母親のクチコミで、同じくらいのお子さんを育てている女医さんで、とても良心的な方がいるということで、かかりつけの専門医を替えました。
病院を替えたところで、定期的に通うことに変わりはなく、検査も続けていました。その検査が、毎回胸を締めつけられる思いでした。腕を気をつけ状態に体にくっつけた上から、バスタオルでぐるぐる巻きにし、体が動かないよう固定され、血液検査をするわけです。親は廊下で泣き叫ぶ子どもの声を聞くのみで何もしてあげられず。これが精神的に一番堪えましたねぇ。
このようにいろいろ手を尽くしてみても、突発的にアクシデントは起ってしまうもので。
それについては、また次回、書かせていただきます。
~明日に続く~
塚原真寿美