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編集後記

【実録!わがやの食物アレルギー】[2] 完全除去食のスタート

2008/06/24

【実録!わがやの食物アレルギー】[2] 完全除去食のスタート

アレルギー完全除去食を始めてから見えたこと

 当時、除去していた品目は、牛乳、卵、じゃがいも(野菜の中でじゃがいもは意外と強いのです)、コーン、ナッツ類、そば、甲殻類、魚介類。また、それらが入っているものはすべて。マヨネーズ、ヨーグルト、クッキー、ポテトチップスなどもNG。まだ母乳もあげていたので、当然、母親の私も完全除去食。


この日を境に、家の冷蔵庫から卵と牛乳が消えました。
申し訳ないけど、夫ひとりのために卵を入れた料理を作り分け、調理器具を使い分けるなんて、とてもできないので、家族全員がアレルギー完全除去食となりました。


 食というものに意識するようになって、はじめて気づいたのですが、乳製品や卵製品て、加工品に結構多く使われているんです。また、添加物のチェックも欠かさずすることになりました。何に反応するかわからないので、全部ラベルをチェック!買い物にも時間がかかるようになりました。


そうなると、今度は、なんでこんなに添加物が入っているんだろう?という疑問も出てきて、自然と加工品を避けるようになっていきました。残留農薬も気になりだして、輸入食材は購入せず、産地の書いてある国内産、無農薬でなくとも、なるべく低農薬のものだけを購入していました。

手間をかけて、お金をかけても、光が見えない日々

 アレルギー児向けのお店、無添加・無農薬のお店を探しては買いに行き、衣類もすべてコットン100%。洗剤も界面活性剤なしの無添加。お水もアレルギーには効果的らしいと聞けば、アルカリイオン水が作れる浄水器を大枚はたいて購入しました。


15年前は、アレルギー児向けのお店なんて、都内を探してもほんの数軒。当時はインターネットも普及していませんでしたから、探す手段もあまりなくて、ろくに情報も得られず、試行錯誤。まだ、ミネラルウォーターだって市民権を得ていない頃、浄水器も高かった時代でした。でも、お金がかかっても、手間がかかっても、少しでも子どもの苦しみが減るならなんでも試したい、と思って、とりつかれたようにいろいろなことを試していました。


 今にして思えば、そこまで神経をとがらせなくても、根本的な除去する食材だけ、気をつけていればよかったのかな、と思います。最初は頭もかたくて、“完璧に遂行すればよくなるんだ”と信じきっていて、肩に力が入りすぎていましたね。アレルギーと“上手につきあえばいいんだ"ということが、わかりませんでした。


“こうなんだ”と思ったら、わき目も振らず、融通も利かずに片っ端から実践して、あせもができただけでも、“ちゃんとやっているのになんで悪化するんだろう?”と悩んでいました。“もっと妊娠している頃からどうしてちゃんとケアできなかったんだろう?”と自分を責めたり、精神的に追い込まれると、“みんなラクでいいなぁ”とうらやむこともあったり、一番余裕がなかった頃でした。


食事の献立も、バリエーションがなくて、似たようなものばかり。“○○が作れない、○○が使えないからダメだ”とマイナスに考えがちでした。“○○もできる!”と発想の転換を、前向きに切り替えれば、自分もラクになれたのになぁ、と思います。



~明日に続く~

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