![【実録!わがやの食物アレルギー】[1] 仁義なき戦いの始まり](/yomimono/chiefeditor/qcbf1l0000008m0u-img/qcbf1l0000008m15.gif)
2008/06/23
だいぶ前の編集後記で、わがやのチョーナンは強い食物アレルギーで、今でもときどき不意をつかれて症状が出る、と書かせていただきましたが、これでも「克服した」と言っても過言でないくらい食べられるようになったのです。
現在、食物アレルギーのお子さんが年々増える一方だと、ある自治体の学校給食の栄養指導をされていらっしゃる先生方から伺いました。給食センターでも除去食に対応していかないといけない、ということで、小中学校での具体的な対策も現実味を帯びてきました。また、食物アレルギーの児童も増えていますが、反応する品目名も増えているとのことでした。
ということは、当然、お子さんの食物アレルギーに四苦八苦されてる親御さんも多いということになります。私もみなさんと同じように悩み、苦しむわが子に罪悪感でいっぱいになり、昼夜問わず医者へ通い、子どもといっしょに涙してきました。
でも、ずーっと同じ症状ではなく、数値もだんだん軽くなり、こうして16年経った今、ほとんどのものが食べられるようになりました。そのやり方が必ずしも正解だとは思いませんが、軽くなったことは事実ですので、少しでもみなさんのお役に立てることを願いつつ、わがやの事例を書かせていただきます。
繰り返し申し上げますが、決してこれが正解!というわけではありません。
ご存知のことと思いますが、同じアレルギーで同じ数値でも違った反応が出るのがアレルギーですので、くれぐれも“ご参考程度”になさってください。そして、食物アレルギーと縁のない方も、ぜひお読みください。悩まれている方がいるということを少しでもご理解いただけたら、と思います。
チョーナンが、5~6ヶ月くらいの頃。保育園で離乳食のクリームシチューをひとさじ食べただけで、全部吐き出し、全身に真っ赤な細かい発疹、発熱までしてしまったチョーナン。職場へ呼び出しの電話がきて保育園へ迎えに行くと、栄養士の先生から「食物アレルギーだと思うから検査を受けてみてください」。
近くの小児科で検査を受け、後日、しっかりと牛乳と卵に強烈な反応だという結果が出ました。しかも、数値が大きいから専門医へかかった方がよい、というおまけつき。たまたまお世話になっていた保育園がアレルギー除去食に対応してくださるところだったので、栄養士の先生から「ここはいいと聞くからいっしょに行きましょう」と専門医へ同行していただき受診しました。この保育園の栄養士の先生が、厳しくて、言うこときつくて凹むこともあったけど、一番心の拠りどころになってくれました。何かあったらすぐに相談できる人が近くにいるというのは、それだけで安心するんです。とても恵まれていました。
それに引き換え、「お母さん、これはすごいよ。立派なアレルギーだねぇ!」
と、明るく告げる医師に「なんて無神経に言ってくれるんだ・・・」と凹みましたね。でもこれが現実。
「これだけ強いと完全除去だね」医師のこの一言から、アレルギー除去食の日々が始まりました。
~明日に続く~
塚原真寿美