
2008/05/07
ゴールデンウィーク、みなさま、楽しく過ごされましたか?
もっと子どもといっしょにいたかった~、と後ろ髪を引かれていらっしゃいませんか? 逆に、お休みの方が疲れた~という方、心地よい疲れや、ほどよい興奮は安眠をもたらすそうですよ。
連休明け、物は考えようでポジティブに参りましょう!
さて、父親と子どもの関わりについて、世間でもいろいろ取り沙汰されていますが、父親だけに限らず、“育児”や“子育て”の言葉が持つイメージの中には、悲壮感だの、大変そうだの、どうしても拭えないマイナスイメージがまとわりつきます。
大変さを上まわる楽しさがあるからこそ、大勢の方が二人目以降の出産をされているわけで、心底悲惨なことであれば、“子どもは第1子のみ”の方がほとんどという世の中になっていることでしょう。
でも、やっぱり少なからず、大変だなぁって思ってしまうんです、子どもが誕生してからの生活って。
その大変さの中で、ひときわ大きい理由のひとつに、永遠の愛を誓ったはずの『味方』だと思っていたパートナーが、いつのまにやら『敵』という立ち位置になっていることがあげられるのではないかと思います。 小さい子がいるのになんで離婚するの?というケースも、子どもができたからこそ子どもの幸せを願うからこその決断なのだと思います。
子どもが生まれ家族ができたことで、価値観や人生観のみならず、それまでの夫婦の関係や環境が“激変”というくらい変わり、これをどこまで受け止め、どこまでパートナーに寄り添っていけるかで、人生の楽しみ方も進んでいく方向も変わるような気がします。
今回、【父・母コラム】で取材させていただいた安藤哲也さんは、「よい父親」ではなく「笑っている父親」を増やすことがミッションだというファザーリング・ジャパンの設立者。
その安藤さんの最新著書『パパの極意 仕事も育児も楽しむ生き方』は、読み終えたとき、決して大げさではなく、待ちこがれていたヒーローの誕生を実感しました。 ここまで、母親の気持ちをわかってくれる父親が、この世の中にいるという驚きと喜び。
実際にお会いして、安藤さんのお話をうかがって思ったこと。
安藤さんには無礼失礼を承知の上で書かせていただきますけれども、いわゆる“うんちくを語るハリボテな父親ではない”んです! それがとってもうれしかった。 こんなにかっこいいお父さんがいらしたよー!と、そこらじゅうのお母さんたちにふれまわりたいくらい。
子育てを積極的にされているお父さんは素敵なはずなのに、ときどき鼻につく方がいらして(上から発言でごめんなさい)、“俺はここまでやっているんだぜ”と悦に入られている方。 しかも“やってあげているんだ”という匂いがプンプンされちゃう方。 率直に申し上げて、勘弁していただきたいです。
▲働く父親のかっこよさを家庭でこそ見せつけてほしい
安藤さんのすごいところは、家事も育児も母親にはかなわないんだ、とあっさり認めちゃうところ。 母親はすごいんだ!と尊敬しているところ。 それを思うだけでなく、しっかり踏まえた上でちゃんと行動で示してくれるところ。 だからと言って、母親に対して決して甘やかすわけでもなく、苦言を呈すこともストレートにおっしゃってくださる。 紆余曲折あった自らの経験談(失敗談)も隠さず語ってくださるから、一言一言が胸の奥に刺さります。
温かい思いやりがあるからこその発言であり行動であり。 発する言葉すべてが恩着せがましくない自然体。 肩に力が入っていない。 だから心地いいのでしょうか。
今回の取材を終えて、こんな素敵なお父さんがもっともっと増えてほしいなぁと願いつつ、自分自身も素敵なお母さんになりたいなぁと改めて反省もしました。 また、『パパの極意』はキッズステーション社内の新米パパたちも読ませていただきました。 現在「笑っている父親」実践中です。 その辺は、今後のパパ・ステーションでも垣間見れることでしょう。
安藤さん、そして編集を担当されたNHK出版の福田さん、貴重なお話、また、とても楽しいお時間をいただきまして、どうもありがとうございました!
『パパの極意』は、お父さんだけではもったいないので、ぜひ、お母さんもご一読ください。 目からウロコ、間違いなしです! 気持ちが軽くなって前向きになれますよ。 お孫さんの子育てに戸惑っていらっしゃるおじいちゃん、おばあちゃんにもおすすめです。
また、本日更新の【父・母コラム】「子育ても仕事も人生すべてを楽しむ ハッピーなパパを増やすために ~後編~」も読み応えあり!です。
塚原真寿美